「目標は必要と思いますか?」

「目標はない方がいい。だって力の限り、一生懸命に努力すればいいだけの話じゃん」
、、、以前の僕はこう思ってました。
ですが、この考えは間違えだったと気づきポジションチェンジしました。
結論、目標は立てた方がいいです。
僕は過去の体験から、間違いなく「目標をたてないほうがいい」という意見では理想の未来は実現できないと思います。
目標を持たないと、自己成長しない話

なぜ目標は必要なのか?
一番伝えたいことは、「目標を持たないと、自己成長しないよ」ってことです。
このことに改めて気づいたのは、ある一冊の本を読んでからでした。
その本とは、いまあなたに必要なのは答えじゃない。問いの力だ。です。
この本の中で、問題とは「現状と目標とのギャップ」と定義されていました。
まあ言い換えると、目標を持たなければ問題は生まれないということですよね。
僕はこの一文を見て、ドキッとしたことを覚えています。なぜなら「問題がないこと=安心、安全」といった価値観を持っていたからです。
「目標はない方がいい」、、、「イヤイヤ。それってただの甘えだよ。都合のいいように解釈して、逃げてるだけだよ」
強烈な正論パンチを受けた気分でした。
自己成長は憧れから始まる
振り返ってみると、こう感じたエピソードがあります。
僕には憧れた上司がいました。
いまはその職場から離れましたが、師匠でもあり、良き兄貴ともいえる人です。
「あぁ、こういう人になりたい」
バッリバリに仕事できの人でして。
恥ずかしくもありますが、その人のしゃべり方だったり言葉のクセだったり、普段の行動を目で追い、ありとあらゆるところを真似しました。
現状(仕事できないペーペーな自分)と目標(仕事できる上司)とのギャップに問題を感じ、「どうやったらあの人に認められるのか、近づけるのか」を考えた末の戦略でした。
数カ月もすると、師匠は認めてくれました。僕は1つの営業所を任されるまで成長できました。
「目標がない=甘えるだけ」
「もう次のステップに行く時だな」
転勤で去ることが決まった師匠は、僕に目標を持つよう促してくれました。
でも僕はあらゆる理由をつけ、楽な道を選択してしまいました。甘えてましたね。やっぱり人間って楽したい生き物なんですよ。
「頑張り続ける生き方から離れたい…」
自分でいうのもなんですが、結構頑張ってたのでコレに乗っちゃったんです。
結果、控えめにいっても腐りました。
一生懸命に頑張ってる風で、なかなか身も入らず、ただの惰性で過ごす毎日。
「仕事ダルッ」が口癖になり、終いには仕事も嫌いになり、仕事を辞めました。
「目標がない」状態だと、僕はこのぬるま湯につかった甘えん坊になっちゃいましたね。
これが過去に経験した「目標」が与える影響を痛感させられたエピソードです。
「夢」が活力になる
人間は楽したい生き物。
よく自己啓発系の本を読むと、こういった一文を目にします。同感です。
でも、それを打ち破る方法があります。
それは「夢」を掲げることです。
僕は仕事を辞めるとき、ある「夢」を掲げました。
「ブルーベリー農園を作る」です。
この夢を掲げたことで、僕は生き返ったと思ってます。
寝る前に頭の中で理想を描くと、鼻血出そうです。逆に興奮して、「眠れない」ってジレンマに襲われたりしますw
でもこれが大事でして、「どうやって理想を実現させるか」あらゆる手段を考えるようになりました。そして、動きます。
結果、これが自分を成長させることに繋がります。
僕はこういった体験から、ポジションチェンジしました。「目標をたてないほうがいい」という意見では理想の未来は実現できないと思います。
「目標はないほうがいい」って思う方に試してもらいたいこと

目標がないことが必ずしも否定するわけではありません。僕も一時期そういうポジションをとっていたので。
ストレスも少ないし、なんか精神的に楽です。
でもホントは「なんかちょっと目標たててやってみようかな」と思ってません?
それなら僕が目標をたてる時に決めごとを試しにでもOKなのでちょっと思考してみてください。
目標をたてる時の決めごとは、以下のとおりです
- 数値化する
- 期限を決める
決めごと①:数値化する
「痩せます」よりも「5キロ痩せます」のように、目標はできるだけ数値化した方がいいです。数値化して数字を追いかけた方が、モチベが維持できます。
それでもって、できればもっと細かくした方が、よりイメージしやすくなります。
例えば、「ブログで月1万円の収入を得る」って目標をたてた時、1日あたりを数値化します。
この場合、月30日だったら1日あたり333円ってのが割り出せますよね。これを追いかけていくってイメージです。
より数字が低くなると、「なんかイケそう…」ってなりません??
「今月1キロ痩せよう」なら1日たったの33gです。なんか楽勝そうです。
こんな感じで、大きな数字よりもより細かくして数値化していくと、意外と達成可能に感じます。まずは「数値化する」ってのを意識してみてください。
決めごと②:期限を決める
「○○をやる」って決めたら、必ず期限を設けるべきです。
このあたりは夏休みの宿題をイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。
夏休みが終わる直前に、「やべー全然宿題やってない…」といってバタバタやり始めるのも、「〇月〇日に宿題を提出しないと」って意識が働くからです。
あの夏休みが終わる直前、なにか爆発的な力が働きますよね?
だから必ず行動に落とす時は、期限を設定しましょう。あとなんでもいいので「○○できたご褒美」なんかもつけるとよりやる気が出ますので試してみてください。
まとめ:やっぱ目標はあったほうがいい

ということで、「目標をたてないほうがいいというのはNG」というポジションで意見してみました。
「あなたはどうですか?」
「ゴールがないのに、ダッシュできますか??」
僕はゴールがないのにダッシュはしません。だってムダに疲れるから。
でもゴールがあると、ダッシュできそうです。
- ゴールがない(目標がない):自由。ストレスもない。でもどこに動けばいいかわからない。
- ゴールがある(目標がある):苦痛を伴う可能性アリ。でも道筋が見える。
こういうことかと。よくニンジンをぶら下げる的な表現がありますが、人間も同じだと思います。
走ったその先に、報酬やご褒美があればエンジンがかかります。
でも道中はきついことが待ち受けてる可能性アリ。
「目標がない方がいい」という人は、たぶんこれから逃げているだけです。スイマセン、少しきつい言い方かもしれませんが、これがいまの僕の本音です。
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