
「質問力が大事」ってワードを最近見つけた。でも、なぜ質問力が必要なの?何か変わるのかな?質問力を磨くとどんなメリットがあるんだろう…。
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- 質問力はなぜ必要?質問が持つ4つの力
- 【どうしても伝えたい】質問力を磨いて感じたメリット
- 質問力を身につける方法【ポイントは意識して使う】
この記事を書いてる僕も「何か変えたい」「もっと成長したい」って欲求から、「質問力」ってワードにたどり着いた一人です。
上記のポストのとおり、質問の力によって、いま確実に自分の変化を感じています。
最近、何かうまくいかないな…と思ったとき、「なぜうまくいかないんだろう?」って考えていませんか?
もし、代わりに「どうすればうまくいくだろう?」って聞けたら、その瞬間、人生の流れは少し変わります。
「質問力がなぜ必要なのか?」と疑問に感じるあなたに、質問の持つパワーについて解説していきます。
質問力はなぜ必要?質問が持つ4つの力

「質問力はなぜ必要か?」
質問は、自分がわからないことを相手から教えてもらう時にだけ使う。
正直僕も、質問なんてこの程度のものくらいにしか思っていませんでした。
でも、人生を変える「質問力」の教えって本を読んで、「イヤイヤ質問ってめっちゃ奥深いやん」って具合に、質問が持つ力に興味を持っていかれました。
そこでまず、質問が持つ4つの力について解説してみたいと思います。質問が持つ力は、以下のとおり。
- ①:思考を発生させる力
- ②:思考の方向を限定させる力
- ③:答えを強制する力
- ④:質問に対する答えを実行する力
では順番に見ていきましょう。
①:思考を発生させる力
と、その前にちょっと質問です。
Q1.「あなたが中学一年生の時の担任の先生の名前覚えてますか?」
…。
今年から子どもが中学生になって、なんか懐かしいななんて思って。スイマセン、あと一つだけお願いします。m(_ _)m
Q2.「つぎ絶対いける!って条件ならどこに旅行行きたいですか?」
…。
「ウザっ」って思ったかもですが2点ほど質問してみました。
まず「中一の時の担任って誰だったっけ?」って感じで脳ミソが記憶をたどろうとしましたよね?
でもって次の「旅行どこ行きたい?」って質問で、思考は中断されて、「どこ行きたいかなー」って考えはじめませんでしたか?
これが質問が持つ1つ目の力、「思考を発生させる力」です。
いつも生活する上でやってる、ごくごく自然なことですが、思考を発生させるって視点。たしかに「質問されると考えちゃうな」ってなりますよね。
②:思考の方向を限定させる力
2つ目の質問が持つ力は、思考の方向を限定させる力です。
例えば、「なぜ失敗したんですか?」と聞かれると「なんでだろうな?あれかな…これかな…」って感じで失敗につながった原因を考えてしまいますよね。
一方で、「うまくいくためにはどうしたらいいですか?」と聞かれると、「次はこうしてみよう」とか「もう少し人の手を借りたいな」って感じで改善点をあげる思考に切り替わります。
これが2つ目の「思考の方向を限定させる力」です。
ただの質問ひとつですが、質問する人の発言によって受け手の思考の方向が決まってしまう。面白いですよね。
つまり、質問は思考を方向付けるための手段でして、「どんな方向に思考を向けるか & 向けたいか」で、自分も相手の未来も変えてしまう力を持っているってことですね。
③:答えを強制する力
下記は、ごくごく普通な会話です。
- 友人A:「ねー、明日暇??」
- 友人B:「暇、暇。」
こんな感じで、人は何か問われると反射的に答えを返すというか返したくなりますよね?
普段の生活を思い浮かべてください。友達や会社の仲間。
「何か質問されて無視できますか??」
できませんよね。コレです。
人は問いかけられた瞬間、無意識に「答え」を探しはじめます。これが3つ目の質問が持つ力、「質問は答えを強制する」ですね。
④:質問に対する答えは相手を縛る力
スイマセン、もう一つ会話をイメージしてみてください。
- 友人A:「ねー、明日暇??」
- 友人B:「暇、暇。」
- 友人A:「明日ジムで筋トレしたいから一緒に付き合ってくれない??」
- 友人B:「いいよいいよ。行こうぜ。」
こんな約束をしたとしましょう。
ですが友人B は「筋トレか…。やっぱり気分乗らなくなってきたな。でも行くって言ったし断りづらいな。」って心情がふつふつと沸いてきました。
これが質問が持つ4つ目の力、「質問に対する答えは相手を縛る」です。
「行く」って答えに対して、「やっぱり行けない」というには答えに変えるには罪悪感が生まれます。人は一度「行く」と口にした瞬間、その言葉に自分を縛られてしまうんです。
以上が質問が持つ4つの力の解説ですね。ちょっと質問に興味湧いてきました?
僕は質問にめちゃくちゃ興味を持っていかれまして、色々と実践してみました。次章では質問力を磨いて自身が感じたメリットを紹介します。
【どうしても伝えたい】質問力を磨いて感じたメリット

僕が質問力を知って、学びを実践し、一番メリットを感じたことは、ズバリ「現実を変える力を手に入れたこと」です。
自分にどう質問するか、で思考が変わる
質問の持つ力の2つ目で解説しましたが、質問には思考の方向を限定させる力があります。
これは相手に対して使うことができるのはもちろんですが、この力は自分に対しても使うことができます。
包み隠さずにいうと、いま現在、出費が重なり僕はお金をほぼ持っていません。貯金も底をついてます。
楽天の貯金残高を見て、「あ、もうやばいな」と笑うしかない夜もありました。結構ギリギリを生きてます。笑
ですが、こんな状態でもわりかしポジティブに生活できています。当然、落ちる時もありますが、質問を使って自分の思考をコントロールしているからです。
- 以前の自分:「なんでお金ない…。○○したからかな。支払いどうしよう…マジ凹むわ…。」
- 現在の自分:「お金ないな。どうしたらいまの状況から良くなるかな…?」
こんな感じで、「どうしたらこの状況を抜け出せるかな?」って自分に聞くと、ほんの少しだけ、気持ちが前に向くんですよね。
現実を変えようとする自分を作ってくれる
「楽観しすぎじゃね?」
「タダの現実逃避」
的なことを言われるかもです。ごもっともですが、「お金ない…」って凹んでお金残るなら凹んでますが、実際そうじゃありません。
むしろ、下記のポストのとおり。
僕の場合は、「じゃあ、まずブログでできることをやってみよう」「使ってないサブスク解約しよう」みたいな行動に自然と移せるようになりました。
質問力のすごいところは、「現実を一瞬で変える力はない」けれど、“現実を変えようとする自分”を作ってくれることだと思っています。
言い換えると、自分の思考の方向を整えるためのスキルでもあるんじゃないかなと。
質問はきっとあなたを変えてくれます。あなたも是非、この機会に質問力を手に入れてください。
質問力を身につける方法【ポイントは意識して使う】

質問力を身につける方法は、以下のとおり。
- 手順①:YouTube&本から、学ぶ
- 手順②:意識して、実践する
手順①:YouTube&本から、学ぶ
YouTubeとかでも「質問力」なんかで検索すると、ズラーっと出てきますよ。
YouTubeでのおすすめ
- https://www.youtube.com/watch?v=9va0d_cGsfU(中田敦彦のYouTube大学)
- https://www.youtube.com/watch?v=UnDs2pO9MEI(両学長 リベラルアーツ大学)
- https://www.youtube.com/watch?v=-uOvh4ptsCQ(メンタリスト DaiGo)
本でいえば人生を変える「質問力」の教えがオススメです。このブログで書いてあることはこの本にすべて書かれています。
新米の弁護士が質問力を学び、成長していく物語。
具体的なエピソードも描かれているので、「あ、こんな場面自分にもあるわ」って共感することもよくありましたよ。
こちらはkindle unlimitedなら無料で1ヶ月読み放題対象です。他にも「質問力」の良書が落ちてますので、お気に入りの1冊を見つけてみてください。
手順②:意識して、実践する
学んだら即実践ですね。
ここは「意識して使う」ってのがミソです。
理屈は筋トレと同じでして、動いてるところを意識すると効果が得られやすいからですね。
- 「こんな質問のすると、やっぱりこう返ってきた」
- 「本で解説されてたとおり」
- 「思ってた答えじゃないな」
実践してこんな答えがあったと、どんどん経験値を貯めていくんです。
もちろん自分に対してもOKです。
「本当の自分はどうなりたいのか?」深いテーマですが、これも質問ですよね?質問力が自分を知るきっかけになるはずです。
質問はパワーを秘めている
「何か変えたい」「何か役立つものはないかな」
こんな漠然とした思いから、僕は1冊の本と出会い、質問が持つパワーに惹かれました。
それまでは「質問力」ってワードも知りませんし、質問について深く考えたこともありません。
「質問力はなぜ必要?」
こう疑問に思ってるあたなと同じ気持ちだったかもしれません。
このブログで書いたとおり、質問力を磨くメリットは現実を変えようとする自分を作ってくれることだと思っています。
人は答えよりも、問いによって動かされます。「どんな答えを持っているか」よりも、「どんな質問を持っているか」で人生は変わる。
あなたも質問力を手に入れて、少しだけでも良くなる未来を手に入れませんか??
今回は以上です。
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