こんにちは、arikkoです。
突然ですが、質問です。
「あなたがいま働いてる会社で、目覚ましい成果を出すためには何を学べばいいと思いますか?」
、、、。
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、、、。
恐らくですが、すこしだけでも「なんだろう?」と考えたと思います。問いかけられると自然と思考がはじまる。これが問いの持ってる力です。
最近、いまあなたに必要なのは答えじゃない。問いの力だ。という本を読みました。
この本は、下記の一文からスタートします。
学ぶことの最大の障害は答えを教えることではないか?それは、自分で答えを見つける機会を永久に奪ってしまうからである。自分で論理的に考えて、答えを見つけ出すのが、人が学ぶための唯一の方法だと私は信じている。人が考えるようになるためには、「!」よりも、「?」マークのほうがよっぽどいい。
初っ端からグサッと刺さりました。ネットでググれば「答え」がわかる便利な世の中。僕は「問うこと」をおろそかにしていたなと本書で気づかされました。
ということで今回は、この本から学んだことをアウトプットしたいと思います。
あなたに必要なのは答えじゃない。問いの力だ。からの学び

「よい子の呪い」から脱却したいと思います。
①:前提を疑う視点を持つ
アリとキリギリスの話を知っていますか??
- アリ:冬に食べ物がなくなることを見越して夏働く。冬は安泰
- キリギリス:いつも遊びまわる。でも冬に食べ物がなくて困る
ざっくりまとめるとこんな感じですね。
もし違ったらスイマセンって感じですが、たぶんアリの行動が「正解」でキリギリスが「不正解」的な流れですよね。
つまりこれって「冬に食べ物がない」って前提で成り立ってる構図です。でも逆に、この前提がぶっ壊れるとイノベーションが起きそうです。
「冬にも食べ物が採れるようにするにはどうしたらいいのか?」
変えられるのは「行動」だけじゃありません。「前提」だって変えることはできます。
やっぱりやってみるまでは分からないのがリアルだと思います。
「○○はムリムリ」、、、たくさんの思い込みが存在するはず。僕は臆せず、挑戦します。
②:「問題がある」は悪いことではない
問題ってきくと、なんだかネガティブな印象を受けませんか?
僕もそうです。ですが本書を読んでから、問題があることは「むしろポジティブ」という風にとらえることができています。
「そもそも問題とは?」
「問題とは、現状と目標とのギャップである。」
本書では上記のように定義していて、「なるほどな」って印象を受けました。たしかにより良い状態を目指すために「問題が必要」です。
例えば「ブログで月10万円収入を得る」って目標を掲げた場合だと、下記のとおり。
- ブログから収入がない:問題あり
- ブログから月10万円の収入がある:問題なし
問題がある場合、当然ですが「現状を良くしよう」って力が働きますが、問題がない場合だと果たしてこの力が働くか、、、ないですね。
「ならどうする??」、、、繰り返しですが、より高い目標を持てばOKです。
「月20万円」って目標を掲げれば、現状と目標とのギャップが生まれます。つまりは問題がある状態を作り出せますよね。
いまに満足せず、問題解決を繰り返していくこと。結果、高い目標に近づいていける。なので、今後は「問題がある状態」ってのを意識して、あえて作り出そうと思います。
③:バカでかい人生の目標を掲げる
「あなたの人生の目標はなんですか?」
本書でこう問われたとき、僕はなにも思い浮かびませんでした。たぶんですが、あなたも真剣に考えたことはないんじゃないかなと思います。
でも「なぜ人生の目標が必要なのか?」こう思いますよね。
「目標」さえあれば、少しでも目標に近づきたいと考え、自分の成長を実感できるし、充実感が味わえる。たとえ、うまくいかないことがあっても、そこからの学びを活かせば、自分の人生の目標に近づくきっかけをつかめるだろう。充実した人生を過ごしたいならば、「人生の目標」は必要不可欠なのだ。
いまあなたに必要なのは答えじゃない。問いの力だ。には、このように書かれていました。「確かに」ですよね。納得です。
そこで、僕も現時点ですが、人生の目標を設定しました。
「栄える場所を作る」です。
いまブルーベリー畑を開拓してます。これを拠点にして「人が集まる場所」をまず作ります。そこから派生して、○○を生み出していきます。
○○は未定ですが、ココはやりながら発見していきます。
こんな感じで、本書からは大きく3つのことを学びました。そして、自分のリアルにアウトプットしていきます。
ほんとはまだまだ紹介しきれないぐらいの学びがありました。興味がある方はkindleでも読めるので読んでみてください。
よい問いの作り方

良い問いの作り方を共有します。良い問いを作る手順は、以下のとおり。
- ①:目標はなにか?
- ②:目標を達成するためにはどうしたらいいか?
手順①:目標はなにか?
まずは問題を作り出します。そのためには目標を決めることが必須。
というのも、問題とは、現状と目標(理想)とのギャップがですよね。つまり、目標を立てないと問題は生まれません。
目標をたてることがスタート地点です。
こだわらずになんでもいいと思います。例えば「仕事を辞めてフリーランスになる」とか「副業で5万円稼ぐ」とか。
手順②:目標を達成するためにはどうしたらいいか?
目標をたてたら、この問いを投げかけてみましょう。
「目標を達成するためにはどうしたらいいか?」
例えば下記のとおり。
- 「仕事を辞めてフリーランスになるにはどうしたらいいのか?」
- 「副業で5万円稼ぐにはどうしたらいいのか?」
おもしろいように思考がはじまりますよね。どんどん深掘りできるはずです。
補足:目的はなんですか?
ここで注意してほしいのが、手段と目的をはき違えないことです。
例えば、「ブログを始める」というのは「手段」であって、「目的」ではありません。
本来の目的は、「ブログを通して収入を得たい」とか「自分の考えを発信したい」とか、もっと奥にあるはずです。
手段を目的化してしまうと、途中で迷子になります。
- 「副業で5万円稼ぐ」ためにブログを始めたのに、「記事を書くこと」がゴールになってしまう。
- 「フリーランスになる」ためにスキルを磨き始めたのに、資格取得そのものが目的になってしまう。
たとえば、こんなパターンも危険です。これでは、もともとの「理想の姿」には近づけません。
「目的はなんですか?」
これが、良い問いを作るための最後のポイントです。
問いの力を見直す

いまあなたに必要なのは答えじゃない。問いの力だ。という本を読んで、「問いの力」というものを改めて実感した。
当たり前といえば当たり前のことかもしれませんが、見えてなかった視点でした。
世の中、答えのない問いばかりです。だからこそ、「問い」の質が重要視されるのかなと思わされました。
是非あなたも、問いの力を手に入れてください。
参考図書
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